googleマップの口コミ情報から個人名などの個人情報を削除する方法

弁護士5

何気なく自分の職場をGoogleマップで調べてみて見ると、お店のオーナーやスタッフの個人情報が表示されていることがあります。クチコミの内容が覚えのない内容でけなされていることもあります。自分の働く職場が、事実無根の内容でけなされていたり、個人情報が表示されていたりする時は、Googleに削除依頼しましょう。

今回は、Googleマップの紹介、削除可能な内容とは何か、そして削除する方法を説明します。

Googleマップに表示される情報はなに?

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Googleマップは非常に便利な機能です。行きたい場所への経路を検索できたり、そこまでのナビまでしてくれたりします。地図も、縮小・拡大表示ができるだけでなく、見やすいように3D表示まで可能です。そして、目的地や現在地の周辺スポットも検索でき、近くにあるカフェやレストラン、トイレまで教えてくれます。

そのカフェの特徴だけでなく、来店した客のクチコミまで書き込めます。地図機能としては、最上級の便利機能を提供してくれるのがGoogleマップです。

Googleマップの利用者は、月に4700万人を超えます。2位のアプリと比べても、4倍の差がついています。この圧倒的なシェアをビジネスに利用しない手はありません。それを促進するのが、Googleマイビジネスという機能です。

オーナーの認証を受ければ、店や企業、学校の住所や営業時間などの基本的な情報だけでなく、商品の情報、特典の追加、最新情報の追加もできます。また、ユーザーがどのように検索して、マップまでたどり着いたのかなど、インサイト情報を元にSEOも可能になります。

同時に、マップ左側の情報欄からは、誰もが「クチコミを書く」ボタンからクチコミを投稿できます。

多くのクチコミはオーナーやスタッフにはうれしい内容でしょう。厳しい指摘も今後に生かせる貴重な意見になります。しかし、完全に身に覚えのない、悪意に満ちたクチコミが存在することもあります。そんなクチコミには毅然と対処しなければなりません。

Googleマップの削除依頼可能なクチコミ

削除の手順を紹介する前に、クチコミのうち削除可能なものをいくつか確認しましょう。基本的に、良いクチコミでも悪いクチコミでも、検索するユーザーにとって有益であると判断されれば、Googleは公開します。メニューの感想で店にとって悪影響でも、マップを利用するユーザーにとっては必要な情報です。

この場合は悪いというクチコミは公開されます。ただし、競合店が他店の評価を落とすために、低くクチコミをしている場合、話は別です。削除依頼すれば、削除可能になります。スパムや虚偽のクチコミ、その店とは関係のない内容のクチコミも、削除できます。

また、テロや差別、不道徳な内容、違法行為にあたる内容も削除可能です。不道徳な内容とは、冒涜的であったり、わいせつな言葉を使ったクチコミであったり、そのまま露骨な性的な表現であったりするのも違反です。違法行為とは、名誉毀損や著作権侵害を指します。

個人名を故意に出してクチコミが書かれた場合は、危険および抽象的なコンテンツに該当すると考えられます。他者を攻撃する意図で、また危害を加えることを推奨したり、誹謗したりしているクチコミは削除依頼が可能です。

Googleの機能を使ってクチコミを削除する方法

Googleの機能を利用して削除を依頼する方法は3つあります。Googleは個人情報の削除を依頼するフォームを用意しています。「Googleからコンテンツを削除する」フォームにアクセスすると、Googleのサービス全体の選択肢から、「Googleマップと関連プロダクト」が選択できます。

そこから削除依頼します。「Googleマップ」を選択し、次に「法的な問題」を選択してください。そうすると、依頼内容が作成できます。

googleマップの口コミは削除可能?googleに削除を依頼する方法や対処法を紹介します!

Googleマイビジネスや検索画面から削除依頼を出す方法

先ほど紹介したGoogleマイビジネスのアカウントからクチコミを削除依頼する方法もあります。googleマイビジネスの管理画面の左側にならぶ項目から「クチコミ」を選択してください。これまでに書かれたクチコミが一覧で並ぶので、削除したいクチコミの右側にある三点リーダーをクリックします。

「不適切なクチコミとして報告」というタブが表示されます。それをクリックしてください。「このクチコミを報告する理由」というフォームが表示されます。個人情報を削除したい場合、「個人情報」と書かれた選択肢を選びましょう。

クリックすると、確認画面が表示されるので、「確認」ボタンをクリックすると、送信完了です。処理には3営業日以上かかります。Googleマイビジネスに登録していない場合にも報告の仕方があります。Googleの検索画面で報告をしたい店や企業を検索しましょう。

右側に「ナレッジパネル」が表示されます。パネルの下の方に「クチコミ」の欄があり、そこに「Googleのクチコミ」というリンクがあるのでクリックします。表示されたウィンドウにはレビューが並びます。レビューの右上に三点リーダーがあり、そこからレビューを報告しましょう。

そこから、クチコミの違反内容を選択して、送信すれば作業完了となります。Googleマップに表示されるレビューからも同様に報告が可能です。

googleの口コミを削除依頼する方法や所要日数について

Googleへの削除依頼でも削除できない場合

Googleの削除依頼でも削除できなければ、法的な措置をとることも検討しなければなりません。投稿者が特定できる場合も存在します。投稿者が分かるのならば、削除を依頼するという手があります。投稿者がはっきりしないのならば、日本の法律手続きに則って、投稿者を特定するという手段も存在します。

URLや投稿のスクリーンショットを提出して、「発信者情報開示仮処分命令申立」によって、IPアドレスを入手します。特定されたプロバイダーによる契約者情報の開示を受けて、裁判を起こします。この方法では削除を専門に行っている業者や弁護士に依頼するのが得策です。

同様にアメリカのGoogle LCCに対して、IPアドレスの開示を請求するという方法も存在します。この方法も、弁護士に依頼したほうがよいでしょう。

Googleの便利な機能を活用しつつも嫌がらせにはきちんと対処しましょう

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他社と比べても圧倒的なアクセス数を誇るGoogleマップは、ビジネスに利用すれば非常に有効なツールです。宣伝効果と同時に、お客様の感想を教えてくれるクチコミも大切な機能です。しかし、時に個人情報の流出や暴言などの嫌がらせをするユーザーも出現します。

嫌がらせには、Google自体の機能や法的な手段を使って、きちんと対処しましょう。